英語学習の黄金比はインプット7・アウトプット3
- Toshiya Haraguchi
- 2022年3月14日
- 読了時間: 5分

言語の4つのスキル(読む、聞く、書く、話す)の中で最も大切なスキルとは?
実は、最も効率の良い言語習得には、4つのスキル(読む、聞く、書く、話す)の勉強時間に理想の比率があります。1つのスキルだけをがむしゃらに勉強していても必ず伸び悩む時期がやってきます。
いまの自分のレベルに応じて比率は異なりますが、効率的に英語力アップする黄金比を紹介します。
特に、語学留学や英会話教室を検討している方はとても有益な内容になりますので、しっかりと熟読することをオススメします。
大人英語学習によくある落とし穴
海外へ語学留学したり、英会話を始めた時には「苦手なスピーキングを今度こそ伸ばすぞ!」と意気込んでとにかく会話やスピーキングの授業を中心に取ろうとする方がとても多く、英語力=スピーキング力といった考え方になる方が多いと思います。
語学学校や英会話学校もこういった気持ちを知ってか、スピーキングの授業をお勧めしてくるでしょう。(そうした方が売上が上がるので当然ですが。)
確かに、初級者・中級者レベルの方にとっては英語を流暢に話せれば英語力が高く、英語力=スピーキング力のように見えてしまうと思います。
スピーキングの授業を取って、数ヶ月もすると、毎日同じフレーズを繰り返し話す中で、かなり上達しているように感じ、授業料は高くても、始めて良かったと感じるかもしれません。
しかし、悲しいことに語学留学や英会話教室を試したにも関わらず、IELTS、TOEFL、TOEICなどの英語試験を受けてみるとほとんど点数が上がらないケースに最も多いのはこのスピーキング力を重視したカリキュラムを選んだ方々です。
TOEIC600点の人が、数ヶ月の語学留学をして、帰国後にTOEIC625点程度にしか伸びなかった、もしくは下がってしまったというケースは実はよくある話で、語学留学という大きな決断をした人の中でも、英語を使う仕事に就けるレベルまで英語力を伸ばせる方はそれほど多くないのが実情です。
さらに、一旦帰国てしまうと英語を話す機会が全くと言って良いほどなくなってしまい、気がつくと、留学中には簡単に言えていた言葉も出てこなくなります。
時間もお金も労力を費やした後に結局英語はマスターできず、日本で日本語環境の仕事をしているうちにどんどん英語からは遠ざかってしまうケースも多いです。
この記事では、SLA(第二言語習得研究)の視点で、なぜこの現象が起こるのか、そしてこの状況から抜け出す方法を説明したいと思います。
学習の基本はインプット!インプット時間の目安はアウトプットの2.5倍
最初に理解していただきたいのは、言語の4つのスキル(読む、聞く、書く、話す)は2つのタイプに分けられるということです。
インプット(読むと聞く)とアウトプット(書くと話す)
インプット | 読む & 聞く |
アウトプット | 書く & 話す |
先程の話のように、多くの学生は話すことに焦点を合わせていますが、第二言語習得研究の調査でわかっているのは、実際に英語力が伸びるのはインプットをしている間であるということです。 上級者の場合、学習時間はインプット70%、アウトプット30%の比率で行うのが理想とされています。中級者の場合、インプットの比率がさらに伸びて、インプット80%とアウトプット20%が理想となります。
レベル別の理想的なインプットとアウトプットの比率
英語レベル | インプット | アウトプット |
上級者 | 70% | 30% |
中級者 | 80% | 20% |
初級者 | 90% | 10% |
つまり、実際のクラスで考えると、1つのスピーキングクラスに対して2つまたは3つのリーディングとリスニングのクラスを取るべきなのです。 もしくは、自習でインプットを不足を補って、1時間のスピーキングクラスを取っている際には、自宅で2〜3時間トピックや語彙を準備・学習して、その成果をクラス内で試すような時間の使い方がとても大切になります。
スピーキングを早く伸ばすために、リーディングとリスニングを徹底しましょう
実際、言語を学ぶのはインプットのときだけだと主張する研究者もいます。 (インプット仮説)インプットはあなたの言語能力の基礎を作ります。中級レベルまでのほとんどの方にとっては英会話やスピーキングのクラスは効果がほとんどありません。特に、文法や基本的な語法の知識に抜けがある状況で会話系のトレーニングに入ってしまうと、フレーズを繰り返中で英文を作れていると錯覚してしまいがちですが、実際のところ
会話系トレーニングはインプットした言葉を練習する場として利用しましょう。その際に、インプットした物の中で、「reduced toだったかなreduced byだったかな?」のように完全に理解しきれていない物を洗い出してあげることでインプットの質を上げていきましょう。基本的な目安としては、英会話力はTOEICテストで最低でも750点以上がコンスタントに取れるようになってから週に20分程度入れてあげるだけで十分に育てる事ができます。単語・文法・発音等他に抜けや漏れがある状況からできるだけ早く脱却する事を最優先し、その後にリーディグやリスニングを基本とした学習習慣を身につける事で最速最短での英語習得が可能になります。
そうは言っても、長い道のりの中で会話を優先してしまったり自力では続かなかったりするのが英語学習です。そんな時には英語を習得した事がある人と一緒に最速最短ルートで駆け抜けてみませんか?無料相談も実施しているので、下記の問い合わせフォームもしくはLINEにてご連絡お待ちしております。




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